プリウスはトヨタのヒット商品ですが、個人タクシーの仕事道具としても、経済的な事情から人気の車種となっています。

プリウスはハイブリッド車です。機構が複雑で、エンジンの他にもモーターや電池、分割機構などが組み合わされていることもあり、少々繊細な一面をもっていますプリウスに限ったことではないのですが、現代の車は個人で修理できるようにはできていません。

モーターとエンジンが連動しているため、いわゆるガソリン車とは勝手が違います。修理・点検に取り掛かる際には、高電圧をシャットダウンしてから作業に取り掛からなければいけませんし、絶縁手袋も必要です。

では、プリウスを修理するには、いったいくらくらいの費用が必要で、どのくらいの期間が必要なのでしょうかもちろん原因や故障個所・程度も違うので一概には言えないのですが、大まかにご説明したいと思います。

■エンジン

1.エンジン故障の原因

プリウスのエンジンがかかりにくくなったり、異音がする場合、多くはモーターの劣化が原因として挙げられます。

非ハイブリッド車は、発進時であってもガソリンを燃焼させて駆動させるのですが、プリウスなどの多くのハイブリッド車は車の発進時や、低速状態ならば電気のみで走行します。電気は初動から最大トルクを発揮できるので、エネルギー効率がいいからです。

プリウスは、常にモーターとガソリンエンジンの効率が最大化するようになっています。加速・減速・停止の際に、各々が協力して働きます。例外は電気不足状態ガソリン不足状態です。

ハイブリッド車においてエンジンが故障するケースはほぼありません。その前に別の箇所が寿命を迎えます。

プリウス(特に中古)の故障として多いのは、バッテリーの故障です。

EVモードの多用や、一度電池を空にしてから再び充電するといった極端なことを繰り返していると、バッテリーに過負荷がかかります。ただ、普通に運転しているぶんには問題はありません。

2.エンジンの修理費用

バッテリーが上がってしまうと、プリウスはただの遅い車です。バッテリーが駆動しにくい山道などで走行すると、燃費が悪化します。

仮にエンジンが故障していても、取り換えることはほぼありませんから、オーバーホールという部分交換修理になります。10万円から20万円になります。ただ、まるごとバッテリーを取り換えようと思ったら、17万円ほどの出費は覚悟しなければなりません。

プリウスのバッテリーを交換すると、40万円以上すると考えている方も多いですが、それは初代のプリウスの話であって、現在そのようなことはありません。

ただ、トヨタは保証期間を設けており、最長5年、10万km以内の走行距離なら、保証サポートを受けられるようになっています。その際の修理費用は無料です。ただし、保証を受ける為には、新車か修理保証付きの中古車である必要があります。

あまりないとは思いますが、エンジンを修理する場合、30万円から50万円は必要となってきます。

3.エンジンの修理期間

修理期間は、いずれにせよ一週間もあればできます。プリウスの場合部品が国内で充実しているので、外車のように長期間預けなければいけないことはありません。

.まとめ

プリウスのエンジン/モーターを長持ちさせるために、いくつか心掛けるべきことがあります。発進時はモーターを使うことと、ゆっくりと発進させること。ある程度スピードが出たら、それから減速も加速もせずに一定速度を保つこと、バッテリーはできるだけ充電することなどです。プリウスは電気が空になると、エンジンを使って自前の火力発電を行います。

プリウスは、エンジンやモーターの不調が原因で車検に落ちることはまずありません。あるとしたらもっと他の理由です。

>>エンジンの修理費用と愛車の買取価格のどちらが高いか念のため買取査定サイトで調べてみる<<